浄土宗大本山清浄華院
法主飯田実雄台下

Web版「じょーど」に寄せて


法然上人鑽仰会が浄土宗の青年僧に向けた新しいWeb版「じょーど」を作られるという。

私と鑽仰会とのご縁はもう30年にもなるが、その当時では考えも及ばなかった通信技術媒体が今や生活の一部になっている。

昭和10年に設立された歴史ある会が、こうして時代に合わせて活動しているのは頼もしい。

オンライン媒体の名前を「じょーど」と言い換えるのも今時に感じる。

さて、私はご縁をいただき、大本山清浄華院に上がらせていただくこととなった。

前法主は真野龍海台下で鑽仰会の前会長であり、この一文を寄せることに浅からぬ縁を感じている。

この新しい媒体が法然上人鑽仰活動の新拠点となることを期待したい。

令和三年七月吉日
浄土宗大本山清浄華院法主

飯田実雄