【2026/2/28】『浄土』通巻１０００号記念鼎談

『浄土』通巻１０００号記念鼎談
『禅と念仏』
-いま、坐禅にできること、念仏にできること-

仏への信仰心が消えかけ、人間関係が薄れていく現代の日本社会。
そうした中、坐禅と念仏に果たせることはあるのか。
臨済宗の管長と浄土宗の法主が仏教学者をまじえ、これからの仏教を歴史を振り返りながら考える。

臨済宗円覚寺派管長　横田 南嶺 老師

1964年和歌山県新宮市生まれ。87年筑波大学卒業。在学中に出家得度し卒業と同時に建仁寺僧堂で修行。91年から円覚寺僧堂で修行し、2010年円覚寺派管長、17年花園大学総長に就任。著書、講演多数。

浄土宗大本山増上寺法主　小澤 憲珠 台下

1941年東京都八王子市生まれ。39年大正大学文学部仏教学科卒業。45年同大学大学院仏教学博士課程満期退学。同大名誉教授。東京八王子極楽寺前住職、浄土宗内要職を経て2022年増上寺法主に就任。

仏教学者　平岡 聡氏

1960年京都府京都市生まれ。82年佛教大学卒業。86年同大学院博士後期課程満期退学。ミシガン大学へ留学。京都文京学園学園長。『日本仏教に未来はあるか』などをはじめ著書多数。