【2021/9月号】村田編集長の『浄土』編集前記【2】

漫画 浄土宗のお祖師様

「漫画 浄土宗のお祖師様」は浄土宗の三祖となる良忠上人のその2。浄土宗宗祖法然上人の念仏の教えを関東に広めたお坊さん。その拠点は神奈川県鎌倉の材木座海岸前にある光明寺でした。お坊さんになりながらも悩める上人、人間味たっぷりです。

寺々刻々

いえばえの碑

「寺々刻々」はイエバエを養殖魚の餌や農業用肥料に活用している会社にフォーカス。住職よりジャーナリスト歴の方がはるかに長い鵜飼秀徳師の記事。視点が面白い。

微風吸動

50年も前に『猿の惑星』という映画が流行りました。ちょっと怖い結末を迎えるSF映画です。名和清隆師の「微風吸動」はこの映画がテーマ。本誌を読む前に『猿の惑星』をご覧いただくと「お得」です。

みんなの境内

浄土宗の学術大会が9月に開かれます。コロナ禍でオンラインとなりそう。隔年で京都と東京で開催されるこの大会には足を運べる人しか参加できませんが、オンラインとなると多くの人が参加できます。まだ未定のようですが、オンラインならではの利点を活かして欲しいものです。ちなみに当会のデジタル編集部員、赤坂明翔師が当会発足時の研究発表予定です。赤坂師は、そう「じょーどへの道」でおなじみの若手僧侶です。

※BASEは8月30日に販売開始

この記事を書いた人

村田洋一

Webサイト「じょーど」&月刊誌「浄土」編集長
令和3年に63歳を迎えた増上寺の塔頭寺院の住職です。
もともとサラリーマンの家庭に生まれ、社会人になってから親戚のお寺を継ぎました。
12年間男性月刊誌の編集部で雑誌作りの仕事をしていました。
退職後お寺に専念しますが、お寺関連の編集や出版に携わり続けています。
高齢者の仲間入りをしても好奇心旺盛なお坊さんです。